サーワ橋はアラン・トラス橋で、
マランビジー川にかかっている (北を向く)
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Tharwa Bridge - Wikipedia
サーワ橋： Google map、 フォト・スフィア
サーワ橋は 4 スパンのアラン・トラス橋で、マランビジー川 (Murrumbidgee River) の高水準横断点 (high-level crossing poin) を提供し、 キャンベラとサーワ村の交通を可能にしている。 これはオーストラリア首都特別地域 (ACT, Australian Capital Territory) で現存する最古の橋である。
橋は 1985 年 5 月 27 日に開通し、公的な休日がこの地域に宣言された。 パレードがサーワ村で開催され、1500 名の人がエリザベス・マッキーニー夫人 (Mrs. Elizabeth McKeahnie, この地域の最長老) が橋を開通した。 橋の路面の高さは、橋の建設前に記録されていた洪水の最高水位に基づいていた。 建設以来、洪水が橋を越えることはなかった。 川の西側のコンクリートの橋脚に 1991 年の洪水水位がマークされている。
橋は 1998 年に ACT 登録歴史遺産 (ACT Heritage Register) となり、 オーストラリアのナショナル・トラスト (ACT) (National Trust of Australia (ACT)) により登録され、 1983 年にオーストラリア歴史遺産委員会 (Australia Heritage Commission) により Register of National Estate となった。
橋はオーストラリア技術者協会 (Engineer Australia) により 重要な工学歴史遺産 (Major Engineering Heritage) として確認され、 オーストラリア首都特別地域の最も重要な歴史遺産の 1 つである。
サーワ橋とその場所はアラン・トラスの構造により、歴史的にも工学的にも重要であり、 アラン・トラスは、ほとんど無傷のまま生き延びた型式と構造一貫性をそなえている。 これはニュー・サウス・ウェールズ州の木造道路橋の建設に パーシー・アラン (Percy Allan) による新技術の典型的な実例であり、 19 世紀末の最後の 10 年間の橋と道路建設の重要な発展時期に起きたことである。
サーワ橋はサーワ村の一貫した部分として地元の共同体の社会的、経済的、美的観点から貢献し続けている。 橋とその場所は 19 世紀のヨーロッパ人の定住とこの地域の発展に結合的な重要性を持っている。
橋の工学的査定が 1978 年に構造工学会社 「ハードキャッスル & リチャーズ」 (Hardcastle & Richards) により請け負われ、これにより幾分か質が向上した。 しかしながら、橋は間もなく劣化した。
橋は 2005 年 4 月に閉鎖された。 これは決められた点検から、 橋の幾つかの重要な構造要素に、シロアリによって引き起こされた多大な木材の腐食が発見されたためであった。 2005 年の 7 月と 8 月の最中にサーワ橋は ベイリー・パネルにより強化され、5 トンまでの車両の一時的な横断を可能にした。 しかしながら 2006 年の ACT 道路局 (ACT Roads) はサーワ橋の 3 ヶ月間の閉鎖を勧告し、 後に橋を無期限に閉鎖することを表明した。 障壁が置かれて、橋が車両、自転車、歩行者に閉鎖された。 橋を利用した交通は北のポイント・ハット (Point Hut) の低水準横断に迂回した。 洪水により、この横断が閉鎖された場合には、 この地域の高水準橋はコッター (Cotter) の橋のみとなった。
2006 年の 10 月に ACT 政府は既存の橋の横に 1 車線のコンクリート製の橋で歩道が付いたものを 建設する決定を表明した。 建設は 2007 年に始まることになっていたが、 この計画は見捨てられ、古い橋を復元することになり、 2008 年 4 月に建設が進行中であった。
橋は 2008 年 8 月に 5 トン未満の軽車両に再開通した。
プロジェクトの第 2 段階が 2010 年 2 月に完成し、 基礎が重大な洪水に耐えられるように改良された。 第 3 段階と最後の段階により、 公的に橋が閉鎖され、木材トラス、木材路面、鋼の手すりが交換されることになっている。 橋は 2011 年 6 月 24 日に再開通し、 工事が続き 2011 年 9 月に完成する予定である。