以下の文書は以下の日本語訳です。

Finial - Wikipedia

フィニアル (finial) あるいはヒップ・ノブ (hip-knob) は、 なんらかのオブジェクト (object) の上端あるいは終端をしるす要素で、 しばしば装飾的造作にするために形成されている。 建築では、これは装飾的装置で典型的には石に刻み込まれ、頂上を強調するのに使用され、 このようなものに：　 ドーム (dome)、 尖塔 (spire)、 塔 (tower)、 屋根 (roof)、 あるいは妻壁 (gable)、 あるいは、 建物や構造物の頂上、端、あるいは角にある特有の色々な飾りがある。 そのような要素が幾つかあれば、小尖塔と呼ぶこともある。 材質が金属や木造の小さなフィニアルは棒やさおの上端や終端の装飾的な飾りとして使用され、 例えば、テント棒、カーテン・ロッド、あるいは家具のようなどのような物でもよい。 これらは、しばしば寝台の柱や時計の頂上に見られる。 装飾的なフィニアルはランプの笠を固定するのにもよく使用され、 土産物のスプーンの柄の終端の装飾的要素としても使用される。 (例えば天井ファンや照明の) 引き鎖 (pull chain) の終端の飾り (charm) もフィニアルと呼ばれる。

中国の色々な王朝の最中に文官 (civil official) や武官 (military official) が公式の宮廷行事の時に身に付ける帽子の頂上にフィニアルがあった。 フィニアルはそれ以外の日々の使用ではノブ (knob, つまみ) に変更された。 (これには半公式の行事が含まれる。) ピッケルハウベ (Pickelhaube) は中央ヨーロッパの軍用ヘルメットで頂上にピッケル (spike) がフィニアルとしてついている。

タージ・マハルのドームのフィニアル	遊牧民のテント・ポールの青銅の フィニアル、モンゴル、6 世紀 - 5世紀の オルドス文化

ジャワ島 (Java) とバリ島 (Bali) では屋根の頂上のフィニアルは mustaka あるいは kemuncak と呼ばれる。

バリ島の kemuncak、 バリ島寺院パビリオンの藁ぶき屋根の頂上

旗竿 (flagpole) のボール形式のフィニアルはしばしば固定した旗竿の頂上に搭載される。 米国陸軍、海軍、海兵隊 (marine corps)、そして沿岸警備隊は色々異なるフィニアルを使用し、 これは問題となる旗に依存し、海兵隊と沿岸警備隊は海軍の慣習 (protocol) に従っている。

フランスの グランド・アルメ (Grande Armée) の 連隊のフランス・インペリアル・イーグル (French Imperial Eagle)

寝台の柱と公園の手すりにはしばしば終端にフィニアルがある。 木造の柱には回転する木造フィニアルがある傾向がある。 寝台の柱の目的は大体装飾的であるが、カーテン・ロッドでは目的があり、 カーテンがまっすぐなロッドの終端で滑り落ちないようにする方法を与えている。

カーテン・ロッドのフィニアルは大体は公衆の好みのバロメーターのように振る舞っているように見える。 多くのデザインはゴシック様式やネオゴシック様式の建築のフィニアルにさかのぼっているが、 他の現在のフィニアルが反映するのは：　 ミニマリスト (minimalist)、 アール・ヌーヴォー (art nouveau)、 そして他の伝統的なデコール (décor) の様式である。 異なる材質の使用はデザインと同様に広範囲で、 真鍮 (brass)、 ステンレス鋼 (stainless steel)、 色々な木、 アルミ が色々に仕上げられ、 例えば サテン・スティール (satin steel)、 アンティーク・ブラス (antique brass) がある。 現代の合金の耐久性、強度、機械加工性 (machinability) により、 ますます入り組んで、幻惑的なデザインになっている。

幾つかのランプの笠と照明固定具は、とりわけガラスに入ったものは、 典型的には終端にフィニアルがあり、 これはランプあるいは固定具の笠を取り付ける役目をする。 フィニアルはランプ・ハープ (lamp harp, 笠を取り付けるランプの部品) にネジ付けられている。 典型的には、フィニアルは外的には飾りで、 内部のネジ山 (screw thread) を隠している。 使用される幾つかの標準的なネジ山の大きさがある。

アーヘン市役所の 石のフィニアル	ヴィオレ・ル・デュクによる フィニアルのイラスト	パイナップルの形をした フィニアル

建築的装飾	ギリシャとキプロスの旗が 十字架のフィニアルを持つ 旗竿の上でなびく。 パフォスの教会の前。