宮殿橋
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Palace Bridge - Wikipedia
宮殿橋： Google map、 フォトスフィア： 船から、その 1、 船から、その 2
宮殿橋 (ロシア語：Дворцо́вый мост, Dvortsoviy Most、ドヴォルツォヴィ・モス) は道路と歩行者用のバスキュール橋で、 サンクトペテルブルクの ネヴァ川を横断し、 宮殿広場とヴァシリエフスキー島 (Vasilievsky Island) を接続している。 ネヴァ川の市内の他の全ての橋 (ただし、ボリショイ・オブホフスキー橋 (Big Obukhovsky Bridge) を除く) と同様に、 晩に開放され、 市内の異なる地点間の徒歩による移動が事実上不可能となる。 橋はフランスの会社のソシエテ・ド・コンストリュクシオン・デ・バチニョルにより 1912 年から 1916 年にかけて建設された。
宮殿橋の全長は 260.1 メートル で、幅は 27.8 メーターである。 橋は実際 5 スパンから構成され、南端のスパンは 冬宮殿と 旧海軍省の間の宮殿堤防に接合し、 宮殿広場につながっている。
皇帝 ニコライ 1 世が ピョートル1世によるネヴァ川横断の橋の建設禁止令を撤回してから、 一時的な平底船の橋 (pontoon bridge) が現在の橋の下流 50 m に設置された。
Andrey Pshenitsky のデザインにしたがって、1912 年に鋳鉄製の建設が開始したが、 工事は第一次世界大戦によって遅延し、1916 年 12 月 23 日まで開通しなかった。 橋の建設に至る歴史は曲がりくねったもので、 54 のデザインが 1901 年から 1911 年の間に拒絶された。 デザインは厳密な条件を課せられて、 宮殿堤防から、 ヴァシリエフスキー島の 驚異の部屋、帝国芸術アカデミー (Imperial Academy of Arts、 現在の サンクトペテルブルク美術大学) などの建物の視野を妨げないことと なっていた。
落成の 1 年後、橋は共和国橋 (ロシア語：Республика́нский мост) に改名されたが、1944 年に元の名称に復帰した。 色々な改良と装飾物の追加がソビエト時代にもずっと継続した。 1967 年に橋は修理された。路面電車の軌道は 1998 年に取り除かれた。
各々 700 トンの橋を開放する機械はモーター、巨大な歯車 (歯車の幾つかは元のままである) と 1000 トンの カウンターウェイトから構成されている。 機械の動作は信頼できるが、時々小さな事件が起きる。 2002 年 10 月に歯車の歯が壊れ、その結果、持ち上げが途中で停止し、船舶の航行が遅れた。
