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Trinity Bridge, Saint Petersburg - Wikipedia

トロイツキー橋: Google map、 ストリート・ビュー: 南岸から

この橋はバスキュール橋です。

トロイツキー橋、サンクトペテルブルク
(Trinity Bridge、Saint Petersburg)

トロイツキー橋 (ロシア語:Тро́ицкий мост, Troitskiy Most) はロシア、 サンクトペテルブルク ネヴァ川を横断するバスキュール橋である。 橋はカメンノオストロフスキー通り (Kamennoostrovsky Prospect) をスヴォロフスカヤ広場 (Suvorovskaya Square) に接続している。 橋はネヴァ川を横断する 3 番目の恒久的な橋で、 1897 年から 1903 年にかけて、フランスの会社ソシエテ・ド・コンストリュクシオン・デ・バティニョル (バティニョルの建設協会、Société de Construction des Batignolles) により建設された。 橋は長さ 582 メートル (1,909 フィート) で、幅が 23.6 メートルである。


トロイツキー橋

橋の名前は 「旧トロイツキー大聖堂」 (Old Trinity Cathedral) にちなんで名付けられた。 この大聖堂は橋の北岸に建っていた。 この橋は 「平等橋」 (Equality Bridge, ロシア語:мост Ра́венства、 1918 年 - 1934 年) とも、 キロフスキー橋 (Kirovsky Bridge、ロシア語:Ки́ровский мост、 1934 年 - 1999 年) とも呼ばれた。

歴史と建設

1803 年に 「ヴォスクレセンスキーの平底船の橋」 (Voskresensky ponton bridge) -- これは 1786 年にヴォスクレセンスキー通り (Voskresensky) (現在のチェルヌイシェフスキー通り (Chernyshevsky Prospect)) に建設されていた -- が夏の庭園 (Summer Garden) に移動された。 1825 年に 「平底船のスヴォロフスキー (Suvorovsky) 橋」 がスヴォロフスカヤ広場をトロイツカヤ (Troitskaya) 広場に接続した。

1892 年に恒久的なトロイツキー橋を建設するためのコンテストが表明された。 ロシアとヨーロッパの技術者から 16 人の参加者があり、 これにはフランスの技術者の ギュスターヴ・エッフェル -- パリの有名なエッフェル塔の建設者 -- が含まれていた。 勝利者はポール・ボーダン (Paul Bodin) のコンペティション外の構想であった。 彼はアルチュール・フラシェ (Arthur Flachet)、 バンサン・シャブロル (Vincent Chabrol)、 クロード・パトゥイラール (Claude Patouillard) に助けられていた。 彼らはフランスの会社のソシエテ・ド・コンストリュクシオン・デ・バティニョルの技術者であった。 彼らの提案にはロシアの技術者のチームからの貢献も提供されていた。 帝国芸術アカデミー (Imperial Academy of Arts、 現在の サンクトペテルブルク美術大学) の特別委員 -- これには レオン・ベノワ (Leon Benois) も含まれた -- もプロジェクトに参加していた。


トロイツキー橋はアール・ヌーヴォーの
デザインのランドマークである

建設は 1987 年 8 月 12 日に開始した。 フランス大統領の フェリックス・フォール (Félix Faure) が起工式に参加していた。 同じ政治姿勢から、ロシアの ニコライ2世はパリの アレクサンドル3世橋 -- もう一つの 露仏同盟の記念碑 -- の基礎石を置いた。

元々、橋には 9 スパンあった。 これらのうち 5 スパンは恒久的な金属製のリベット打ちされたスパンで、目新しいアーチ橋になっており、 堤防から川の中央に行くにつれスパンの長さが徐々に増えていた。 3 基の花崗岩のアーチが金属製の中央区間を右岸に接続し、2 枚リーフのバスキュール橋がアーチ橋を 左岸に接続していた。 (複数の) 中央区間のデザインは、単一の切れ目のない梁が 1 スパン以上にわたり、 アーチの中央部のストレスを随分と軽減し、 必要とされる支えを少なくし、スパンの構造に穏やかなアーチの形を与えている。 橋を飾るのは:芸術的に鋳造された鋳鉄製の格子、 ランプの付いた花崗岩の塔、 アール・ヌーヴォースタイルの金属製の 3 色のランプである。

スヴォロフスカヤ広場からの橋の入口の両側にあるオベリスクは 1955 年に造り直された。 1965 年 - 1967 年にバスキュール・スパンは一枚リーフのバスキュールで作り直され、 長さが 43 メートル (141 フィート) に延長され、外見が他の金属スパンにあわされた。 花崗岩のアーチの進入路が左岸に設置された。 再建の際に、進入路が拡張されて、花崗岩のベンチが左岸に設置された。


トロイツキー橋の塔 (rostal column)