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Bolton Steam Museum - Wikipedia

ボルトン蒸気博物館： Google map

ボルトン蒸気博物館 は イングランド 広域マンチェスター、 ボルトン (Bolton) の博物館で、 保存された色々な蒸気エンジンを収容している。 これは、モーニントン・ロード (Mornington Road) の昔のアトラス・ミル (Atlas Mill) の倉庫に拠点を置き、 ノーザン・ミル・エンジン協会 (NMES, Northen Mill Engine Society) により 所有・操業されている。

ボルトン蒸気博物館

NMES は登録された慈善団体 (No. 532259) で、この博物館は アーツ・カウンシル・イングランド (Arts Council England、イングランド芸術評議会) -- 政府の組織で博物館の政策 (policy) に責任を負っている -- から、「信用できる博物館の身分」 (Accredited Museum status) を受領した。 博物館は大半の水曜日と日曜日の午前 10 時から午後 2 時まで開館し、 この時に訪問客はエンジンを静的に見学でき、 ボランティアが博物館で働いている。 特別開館日 (Special Open Days) が、毎年の銀行休日 (Bank Holidays) の週末に開催され、 この時に蒸気エンジンは蒸気力で動作している。 しかしながら、本当の熱狂家あるいは組織グループによる訪問では、 事前の手配でこれが可能である (ホームページを参照)。 車による出入りは、モリソンズ (Morrisons) のスーパーマーケットの駐車場を経由する。 駐車料金は博物館の訪問客には無料である。

以下はミル・エンジン (mill engine、工場エンジン) の一覧で、 ボルトン博物館で保存・展示されているものである。 エンジンの形式に関しての詳細は蒸気エンジンを参照。

クロスフィールド・ミル (Crossfield Mill) のビーム・エンジン

• 製造が不明な双子ビーム・エンジン (twin beam engine)、 歯車駆動のはずみ車がついたもの、1840 年頃、 ランカシャー州ワードル (Wardle) のクロスフィールド・ミルのもの。

ワスプ・ミル (Wasp Mill) の直列複合エンジン (Tandem)

• 直列複合エンジン (tandem compound engine) で、 コーリス・バルブ装置 (Corliss valve gear) を 備えたもの、1902 年ロッチデール (Rochdale) の J & W マクノート社 (McNaught Ltd) が ランカシャー州のワスプ・ミルのために建造、

パーク・ストリート・ミルの NDC (= non-dead-center, 死点のないエンジン)

• 「死点のない」逆向き垂直複合エンジン ("non-dead-center" inverted vertical compound engine) で、1893 年にボルトン (Bolton) の「ジョン・マスグレーブ&サンズ」 (John Musgrave and Sons) により建造、フレミング&ファーガソン (Fleming and Ferguson) の特許を使用、 ランカシャー州ラドクリフ (Radcliffe) のパーク・ストリート・ミル (Park Street Mill) のために建造

パーク・ストリート・ミルの 死点のないエンジン、上からの光景	貴重な展示品、逆向き垂直複合エンジンで、 ハードマン & インガムのダイアモンド・ ロープ工場から救済した。これはオールダム (Oldham) の近くのロイトンにあった。

ダイアモンド・ロープ工場 (Diamond Rope Works)

• 「逆向き垂直複合エンジン」(inverted vertical compound engine) で、 コーリス歯車装置がついたもの、1914 年にガイド・ブリッジ (Guide Bridge) の スコット&ホジソン社 (Scott & Hodgson Ltd) により建造、 ハードマン & インガム (Hardman and Ingham) の ランカシャー州ロイトン (Royton) の ダイアモンド・ロープ工場のために建造

セラーズクラフのビーム・エンジン (Cellarsclough Beam Engine)

• マクノート化された複合単一 ビーム・エンジン (McNaughted compound single beam engine) (元々 1870 年頃のもの)、 1908 年にブリッグハウス (Brighouse) のウッドハウス & ミッチェル (Woodhouse and Mitchell) が、 ヨークシャー、 ハダースフィールド、マーズデン (Marsden) の セラーズクラフ・ミル (Cellarsclough Mill) のために改造、

垂直並列複合エンジン (Vertical cross compound)

• 真の垂直複合エンジンで中央はずみ車のついたもの、 1900 年にそれ以前の部品から、エランド (Elland) の ジェームズ・ラム (James Lumb) の助けにより再建造、 ヨークシャーのデンビー・デール (Denby Dale) の ケニオン諸氏 (Messrs Kenyon) のダーンサイド・ミル (Dearnside Mills) に設置

ロービーのユニフロー・エンジン (Robey Uniflow)

• 単一シリンダー水平 ユニフロー・エンジン (single-cylinder horizontal Uniflow engine)、 1926 年にリンカンのロービー (Robey) により建造、 元々はサウス・ウェールズのアンマンフォード (Ammanford) のバルト 鋸ミル (Baltic Sawmills、製材所) のために 建造された。

ロービー・並列複合エンジン (Robey Cross Compound)

• 双子シリンダー・並列複合エンジン (twin cylinder cross-compound engine) で、 1935 年にリンカンのロービー (Robey) により建造、 マンチェスター工科大学 (University of Manchester Institute of Science and Technology) の実験室のために建造。

バラクロウ垂直エンジン (Barraclough Vertical)

• 単一シリンダー "A-フレーム" 垂直エンジン (single cylinder "A-frame" vertical engine)、 バーンズリー (Barnsley) のジョセフ・バラクロウ (Joseph Barraclough) により 1860 年頃建造、 サウス・ヨークシャー、バーンズリーの 「レッドファーン・ガラス工場」 (Redfearn's Glassworks) のために建造。

チャドウィック垂直エンジン (Chadwick Vertical)

• 垂直エンジンで、マンチェスターの「ジョン・チャドウィック社」 (John Chadwick Ltd) により 建造、マーズデン (Marsden9 のセラーズクラフ・ミル (Cellarsclough Mills) で揚水のために使用、

ブラウエット & リンドリー社 (Browett & Lindley)

• 高速複合逆向き垂直エンジン (high-speed compound inverted vertical engine) パトリクロフト (Patricroft) のブラウエット・リンドリー社 (Browett, Lindley & Co) により 1900 年に建造、 ニューカッスル (Newcastle) の J H ホームズ (J H Holmes) の初期の 2 極発電機 (two-pole dynamo) を駆動した、 ボルトンのファーンワース (Farnworth) のレイクフィールド・ミル (Lakefield Mill)。

水平タンギー (Tangye Horizontal)

• バーミンガムのタンギー社による単一シリンダー水平エンジン、 ファーンワース (Farnworth) のヴァントナ繊維会社 (Vantona Textiles Ltd) のものであったもの。

水平タンギーの「植民地」 (Colonial) 蒸気エンジン	ラドクリフ (Radcliffe) のウォーカーズ (Walkers) の蒸気消防ポンプ

ラングブリッジ対角エンジン (Langbridge Diagonal)

• 双子シリンダー対角エンジン、アクリントン (Accrington) のラング・ブリッジ製鉄所 (Lang Bridge Ironworks) により建造、 布地染色 (textile printing) 用の機械を駆動するために建造、 チェシャー州のボリントン (布地) 染色工場 (Bollington Printworks) にあったもの。

ウォーカー消防ポンプ (Walker Fire Pump)

• 単一シリンダー水平回転消防ポンプ、 ラドクリフ (Radcliffe) のウォーカーズ社 (Walkers) により 1890 年頃に建造、 ランカシャー州ショー (Shaw) のファーン・ミル (Fern Mill) のために建造。

複数のバール・エンジン (Barring engine)

• 色々なメーカーによる 4 種類のエンジン。 バール・エンジンは、大きなミル・エンジン (mill engines、工場エンジン) を開始点 (starting point) まで回転するために使用されたが、 元々は手動ではずみ車を バールで回転することで実施された。 これに含まれるエンジンには、ボールトン博物館 (Bolton Museum) の収集品であって、 この博物館に移動されたものがあり、 この博物館は「アトラス No 6 ミル」 (Atlas No 6 Mill) における元々の運転場所から数ヤード離れているだけである。

他のエンジン

• 更に 4 台のより小さな蒸気エンジンがあり、色々なメーカーによる異なるデザインのものである。 そして複数のオイル (ディーゼル) とガスの複数のエンジンがあり、