サンタ・トリニタ橋 (Ponte Santa Trinita)

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Ponte Santa Trinita - Wikipedia

サンタ・トリニタ橋 (英語では Holy Trinity Bridge (聖トリニティ橋) と呼び、古代道路のヴィア・デ・トルナボーニ (via de' Tornabuoni) のすぐ近くの区間にある古代の教会から名づけられた) はイタリア、フィレンツェのルネッサンスの橋で、アルノ川にかかっている。サンタ・トリニタ橋は世界で最も古い楕円アーチ橋で、 3 基の平坦な楕円アーチがあり、名高い優雅な外見を構造に与えている。外側スパンは長さ 29 m (95 フィート) で中央スパンは長さ 32 m (105 フィート) である。近くにある 2 つの橋は、東にはヴェッキオ橋、西にはアラ・カライア橋 (Ponte alla Carraia) である。


サンタ・トリニタ橋ヴェッキオ橋から見る。	サンタ・トリニタ橋

橋はフィレンツェの建築家であるバルトロメオ・アンマナーティ (Bartolomeo Ammannati) により、 1567 年から 1569 年にかけて建設された。橋の場所は、同様に優れたヴェッキオ橋の下流にあり、フィレンツェの中世の市街地図では重要な接続で、 13 世紀以来橋があった場所である。 1252 年の木造橋は 7 年後に洪水で流失し、石造で再建されたが、1333 年の洪水で破壊された。タッデオ・ガッディ (Taddeo Gaddi) により建設された 5 基のアーチを持つ橋は 1557 年の洪水で破壊された。これによりアンマナーティの橋と交換された。メジチ家のコジモ 2 世とオーストリアのマリア・マッダレーナの結婚祝いの一環として、飾りの四季の彫像が 1608 年に付け加えたられた：春の彫像はピエトロ・フランカヴィラ (Pietro Francavilla)、夏と秋の彫像はジョバンニ・カッチーニ (Giovanni Caccini)、冬の彫像はタッデオ・ランディーニ (Taddeo Landini) が作った。

1944 根 8 月 3 日から 4 日にかけての晩に、橋は退却するドイツ軍の部隊により破壊された。これは英国の第 8 軍の侵攻によっていた。英国陸軍工兵隊により、一時的にベイリー式組立橋 (Bailey bridge) が建設された。橋の再建にはアルノ川から引き揚げられた元々の石と、元々の石切り場で採掘した石が使用され、監督は Riccardo Gizdulich で、技術者はエミリオ・ブリッジ (Emilio Brizzi) であった。なくなっていたプリマベーラ (Primavera、春) の頭部は 1961 年 10 月にアルノ川の川底から取り戻された。

元々のサンタ・トリニタ橋の橋脚に
作られたベイリー式組立橋。