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Kingsferry Bridge - Wikipedia

キングズフェリー橋： Google map、 アップされた写真： その 1、 ストリートビュー そばの橋から

キングズフェリー橋は道路と鉄道を組み合わせた垂直リフト橋であり、 シェピー島 (Isle of Sheppey) とイングランド南東のケント州本土を接続している。 橋はモット、ヘイとアンダーソン (Mott, Hay and Anderson) によってデザインされ、 ジョンハワード社 (John Howard) がドーマン・ロング社 (Dorman Long) とサー・ウィリアム・アロル社 (Sir William Arrol & Co.) と共に建設した。 橋は 7 スパンの構造で、中央に持ち上げスパンがある。

キングズフェリー橋

この場所の最初の橋は 1860 年に建設された鉄道バスキュール橋で、 ロンドン・チャタム & ドーバー鉄道 (London, Chattam and Dover Railway) の一部として建設された。 この橋は 1904 年にシェルツァー型式のバスキュール橋で交換された。 1922 年 12 月 17 日に、ノルウェイの貨物船 Gyp が橋に衝突し、 橋がひどく損傷し、橋を修理して、再開通するのに 10 ヶ月必要であった。 橋はまもなく現在の橋で交換された。

スウェイル (Swale) 鉄道駅は橋の南端にあり、 ここはネットワーク・レールにより橋の一部と見なされている。

A 249 道路が橋を通っていたが、新しい固定橋であるシェピー橋 (Sheppy crossing) が 2006 年に完成するとこちらに移動した。

各スパンには、2 本の縦方向のリベットを打たれた鋼のデッキ・ガードがあり、 これはリベットを打たれた横桁を支え、これが更に強化コンクリートの厚板を支える。 橋の可動主スパンの両側に 2 つの進入路があり、 各進入路は 3 スパンから構成されている。 各 3 スパンを構成するのは： 両端の 2 つの単純スパンがカンチレバー型式で中間スパンに 1/5 スパン延長し、 中央の 3/5 スパンは相欠き (halving joints) で支えられる単純な落としスパン (drop in span) である。 主スパンは構造的に独立な持ち上げスパンである。 持ち上げ梁の終端がベアリングに挿入する。 1, 3, 5, 7 番目のスパンはベアリングで支えられる 24.994 m である。 2, 6 番目のスパンは長さ 26.213 m で、 相欠き接続が両側から 5.334 m 突き出た場所になり、 吊り下げスパンは 15.547 m である [訳注： 26.213 = 5.334 + 15.547 + 5.334]。 中央の持ち上げスパン (第 4 番目のスパン) はベアリングで支えられる 31.242 m で、 両側から 3.124 m のカンチレバーが出ている。 進入路では各横桁が 2.438 m 離れて設置され、 持ち上げスパンでは各横桁が 6.248 m 離れて設置されている [訳注： 6.248×5 = 31.242]。

橋台は多孔性のコンクリートで建設されている。 1, 2, 5, 6 番目の橋脚は 5 本の円形の強化コンクリート製ケーソン杭 (pile) から構成され、これが 1 つの橋脚となっている。 ケーソン杭は直径 5.49 m [訳注：この数値は間違い] である。 (断面が) 4.57 m × 1.83 m の強化コンクリートの覆い [訳注：直方体] が橋脚の上にある。

3, 4 番目の橋脚は持ち上げスパンを支えるとともに、進入路も支えている。 これらは、川床に基礎を置く 2 本の円柱形強化コンクリート製ケーソンとして建設されている。 2 本のケーソンは引き潮時の潮位とほぼ同じ高さにあるコンクリート構造で接続され、 この構造に機械室と持ち上げスパンのベアリングが収容されている。 2 本のコンクリートの塔が路面から上に伸び、持ち上げケーブルとカウンターウェイトを収容し、 更には居住区と橋の制御室を収容している。 棟は頂上の近くでコンクリートの梁で支えられている。 川床の下で、鋳鉄製の地下道が持ち上げスパンの橋脚 3 と橋脚 4 を接続している。

橋は道路面より下にある電動モーターで動力を与えられる。 橋には両側に動力室があり、 これがワイヤー・ロープとカウンター・ウェイトを操作し、橋を昇降する。 橋は 100,000 回以上も持ち上げられ、 持ち上げは全て記録される。橋はシッティングボーン (Sittingbourne, 近くの町) の信号操作員の許可がある時のみ持ち上げることができ、 これは橋を横断する列車が関連する軌道区間を過ぎた時である。

橋は 1 日に 20 回に至るまで 持ち上げられて船を通す。

橋の持ち上がの高さの最高は 84 フィートで、 最高に達すると確認のためにクラクションが鳴る。

警察はスウェイル議会 (Swale Council) から £73,000 を借りて、 自動車ナンバー自動読取装置 (ANPR) の注文をして、 2010 年にシェピー橋とキングズフェリー橋の両方に設置した。