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Stillwater Bridge (St. Croix River) - Wikipedia

スティルウォーター橋： Google map、 3D

本文中にでてくる St. Croix の発音が気になりますが、

How to Pronounce Saint-Croix - YouTube
St. Croix | Define St. Croix at Dictionary.com

セント・クロイのカナ表記でよいようです。(ここで使用されるのは上の辞書の 2 番目の川の名前です。) 従って

St. Croix River の意味 - Weblio

にカナ表記でセント・クロア川としているのは間違いとなります。 (元々、Croix は仏語読みすればクロアになりますが、 仏語読みしているか英語読みしているのかは一般に判断ができません。)

スティルウォーター橋 は (スティルウォーター・リフト橋 (Stillwater Lift Bridge)、 スティルウォーターのセント・クロイ川橋 (St. Croix River Bridge at Stillwater)、 Mn/DOT 橋 #4654、Ws/DOT 橋 #M-61 とも呼ばれ) セント・クロイ川を横断する垂直リフト橋で、 ミネソタ州スティルウォーターと ウィスコンシン州ホールトン (Houlton) を接続している。 橋はミネソタ州道 36 とウィスコンシン州道 64 を接続している。 おおよそ 18,000 台の車両が毎日橋を横断している。 セント・クロイ川を横断する新しい橋がスティルウォーターの南で建設中で、 ミネソタ州オーク・パーク・ハイツの町 (Oak Park Heights) とウィスコンシン州セント・ジョセフの町 (St. Joseph) を接続する。 橋は 2016 年に自動車交通に開通予定で、 開通時点でスティルウォーター・リフト橋は 自転車/歩行者用 に転換される。

スティルウォーター橋、南西から見る。	橋の位置

橋は工学の主題における州レベルの重要性により、1989 年に国の歴史登録財に登録された。 この橋が指名されたのは、ウォッデル・ハリントン (Waddell & Harrington) が開拓したデザインに基づく垂直リフト道路橋の現存する稀な実例だからである。 スティルウォーター・リフト橋は ウィスコンシン州ハドソン (Hudson) における州間道路 94 の橋と ミネソタ州テイラーズ・フォールズ (Taylors Falls) における US 8 の橋 の中間でセント・クロイ川に架かる 2 つの橋の 1 つで、 川の横断で人気が高く、有益な選択肢を与えている。 (もう 1 つの橋はウィスコンシン州のオシオラ (Osceola) におけるミネソタ州道 243 の橋である。)

橋は 7 基の鋼製の固定トラス・スパンから構成され、 全長 1,050 フィート (320 m) で、 140 フィート (43 m) の垂直リフト・スパンが含まれる。 橋は幅 23 フィート (7.0 m) で、 双方向に一車線である。 垂直リフト・スパンはウォッデル・ハリントン形式で、 ミネソタ州とウィスコンシン州で建設された 6 基のうちの 1 つで、 まだ現存する 3 基のうちの 1 つである。 この橋は 1910 年に建設された旋回橋の代わりとなり、 この地域で建設されたこのデザインの最後の橋である。 ミネソタ州とウィスコンシン州は橋の建設費 $460,174 を対等に負担した。

ミネソタ州輸送局は 2005 年 8 月 1 日に橋を閉鎖して、 国会により提供された $500万 の経費で充実した修理を開始した。 プロジェクトには橋の管理人の家の修復が含まれ、 歴史的保存を維持しながら、現代的な安全の標準に適合するようにした。 路面を交換してから 2005 年 11 月 11 日に橋を再開通した。

2008 年 7 月 1 日に、木材を運送中のトラックが、橋の高さ制限を超えて横断しようとして、橋に衝突した。 修理のために橋を閉鎖する必要があり、 2008 年 8 月 2 日に再開通した。 2012 年に橋は再び閉鎖され、更に鋼の修理をする目的で建設プロジェクトを実施した。

MnDOT (ミネソタ州輸送局) のセント・クロイ川横断プロジェクトは 1 マイル以内の下流に新品の 4 車線の橋を建設し、 スティルウォーター橋を歩行者と自転車用に転換することを求めた。 元々この橋の建設は 2024年に開始することが計画されていたが、 法律が制定されて、輸送局は老朽化した橋の問題を 2018 年までに対処することが要求され、 開始日が 2013 年に繰り上げられた。 しかしながら、2010 年 3 月 11 日に、連邦裁判官は政府が橋のデザインの承認で、 規則を破ったと裁定した。 これにより行程はより初期の段階に戻された。

西から見た時の橋の路面の光景

2009 年にミネアポリス州の建築モデル製作所の Fayereisen スタジオがスティルウォーター・リフト橋のモデルを完成した。 スティルウォーター・リフト橋のモデルを作る考えは障害者コミュニティーの助けを募る努力で着手され、 誰もがプロジェクトを視覚化し、明白に理解することが容易となるようにすることであった。 大半の建築モデルとは違い、スティルウォーター・リフト橋のモデルは視覚障害者が手で触れて探求することが可能となるように デザインされていた。 建築モデルの制作者はモデルの制作中に視覚障害者の助けを募り、 色々な普通とは違う材料を使用した。 これには以下が含まれた： 取り外し可能な街灯を作るための磁石、 察知できる警告を示すためのサンド・ペーパー、 横断歩道を示すための浮かび出た横断歩道の模様、 けば立った草。 モデルの中のどれにも、大きな文字と点字のラベルが付き、 視力の弱い人にも橋の計画が理解できるようにした。

ミネソタ州側のスティルウォーターのダウンタウンと橋が直接つながているため、 渋滞がしばしば起き、ミネソタ州道 36 に何マイルにも及ぶ行列ができ、とりわけ週末と夏場がひどくなる。 橋が上昇すれば事態はもっと悪くなる。 橋の機械は 1931 年の開通以来基本的に変化しておらず、時々詰まる。

付け加えると、橋は点検者により 「構造的に不十分」 (structurally deficient) と考えられ、 2008 年 6 月 23 日現在、充足率 (sufficiency rating) が 100 点中の 32.8 に評価された。 橋のデザインにより、橋は 「破壊臨界」 (fracture critical) と思われている； 即ち、もしも一つの部品が壊れれば、全構造が崩壊することを防止する冗長性が組み込まれていない。 比較すれば、 I-35W ミシシッピ川橋 -- もう一つの破壊臨界の橋で、2007 年 8 月 1 日に崩壊した -- は充足率 50 に評価されていた。 現在の橋は 13 フィート 2 インチ (4.01 m) の高さ制限と 40 トンの重量制限がある。

2013 年の橋、リフト・スパンが上昇