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Cayuga–Seneca Canal - Wikipedia

Cayuga の英語の発音はケイユーガ、あるいはカイユーガです。 しかし日本語でのカナ表記がカユーガとなっているのでこれにあわせます。

次はエリー運河の kml ファイルで、これにエリー運河が桃色で、 カユーガ・セネカ運河が青色で表示されています。オスウィーゴ運河等も青色で表示されているので少し探す必要があります。 西の方にあります。

エリー運河の地図の kml ファイル

カユーガ・セネカ運河は米国ニューヨーク州の運河である。 これは今では 「ニューヨーク州運河システム」 (New York State Canal System) の 一部分である。

カユーガ・セネカ運河はエリー運河をカユーガ湖とセネカ湖に接続している。 これは長さがおよそ 20 マイル (32 km) である。

カユーガ・セネカ運河の水門

セネカ川 (Seneca River) -- 今ではカユーガ・セネカ運河 -- は、常にウォータールー (Waterloo) とセネカ・フォールズ (Senecal Falls) の共同体の 経済的なエンジンであった。 「セネカ水門水路会社」 (Seneca Lock Navigation) -- 1813 年に設立された私企業 -- は、3 ヶ所の急流をせき止めて、水門を設置し、エリー運河に物資を輸送することを可能にすることになった。 1818 年に、運河はカユーガ湖とセネカ湖の間で開通した。 1823 年までに、1 日平均して 8 隻のボートがウォータールー (Waterloo) の水門を通り抜け、 小麦粉 (flour)、 カリ (potash)、 豚肉 (pork)、 ウィスキー (whiskey)、 材木 (lumber)、 ウール (wool、羊毛) を運び、 そして、それ以外の製品と商品を持ち帰った。 ジョブ・スミス (Job Smith) は、セネカ・フォールズ (Seneca Falls、地名) の最初の事業家で、 1787 年に川の東端でポーテッジ会社 ([訳注：ポーテッジ = 陸送]) を開業した。 この会社は、長さ 1 マイルで 42 フィートの落差のある一連の 急流 (ザ・フォールズ (the Falls、滝) と呼ばれた) を迂回して、旅行客、ボート、そして商品を輸送した。

セネカ川

セネカ・フォールズ (Seneca Falls) の水門は 1818 年に完成した。 1821 年に完成した湖の間の改良により、 8 基の水門、川の区間に付け加え、 2 マイル近く掘削した運河が作られた。 産業を更に発展させるために、 ダムが作られて、 上流フォールズ (Upper Falls)、 中流フォールズ (Middle Falls)、 下流フォールズ (Lower Falls) ができ、 1825 年に急速な産業化が始まった。 セネカ・フォールズを通して、 重要なミルの場所ごとに水門があって、ボートを昇降し、 全部で 42 フィート (13 m) の落差があった。

1825 年に、運河はセネカ湖を新しく建設されたエリー運河とモンテスマ (Montezuma) で接続を始め、 カユーガ・セネカ運河は 1828 年に使用開始された。 運河は 1862 年に拡大され、村の中心に隣接し、東側にあるザ・フラット (the Flat) は重要な産業地域となり、 製造したのは： 消防車 (fire engines), ホース格納二輪車 (hose carts) そして、これ以外の消防装置、 ポンプなどの鉄製品があり、 これにはストーブの部品、 ブートジャック (bootjacks、ブーツを脱ぎやすくする器具)、 コーン・シェラー (corn sheller、穀物の殻むき機)、 肉切り包丁 (meat chopper)、 ソーセージ詰込機 (sausage stuffers)、 フラットアイロン (flatirons、昔のアイロン (電気を使用しない))、 そして鐘 (bell) があった。 編み機ミル (knitting mill) は靴下を製造し、 かって、陸軍と海軍のために 85,000 足の靴下を製造した。

カユーガ・セネカ運河は 1918 年に改造され、この時、 ニューヨーク州は「ニューヨーク州ハシケ運河システム」を作った。 州の技術者は 5 基の水門を大きな 2 基の連続水門 (flight lock) で交換した。後者は落差が 49 フィート (15 m) あり、 この操業に大きな貯水池が必要であった。 これにより、ザ・フラット (the Flat) の消滅になった。 建物はバン・クリーフ・レイク (Van Cleef Lake、[訳注：貯水池名]) を作るために、取り壊され、あるいは移動された。 貯水は 1915 年 8 月 20 日に完了した。

次の水門の一覧は現在の運河のもので、東から西に与える。 カユーガ・セネカ運河には全部で 4 基の水門がある。

「ニューヨーク州運河システム」 のすべての水門は隔室が 1 個 (single-chamber) であり、 大きさが 328 × 45 フィート (100 × 13.7 m) で、 上流ゲートが開かれた時に、 シル (miter sill、敷居) の上の最低の深さは 12 フィート (3.7 m) である。 水門は長さ 300 フィート (91 m)、幅 43.5 フィート (13.3 m) の船舶を収容できる。 側壁の全体の高さは水門毎に違い、28 フィート (8.5 m) から 61 フィート (18.6 m) まで変化し、 落差と航行可能状態 (navigable stage) に依存する。

距離は 「ニューヨーク州運河コーポレーション」 (New York State Canal Corporation) によりオンラインで提供される双方向運河地図の位置標識 (position marker) に基づき、運河沿いの標識の明細と正確に一致しないかもしれない。 平均海抜は古い運河の断面 (profile) と歴史書、 ひいては運河沿いに掲示されている標識の明細の組み合わせから構成されている。 エラーの誤差は通常は 6 インチ (15.2 cm) 以内である。

全ての表面の標高は近似である。

カユーガ・セネカ運河は公的にはメイズ・ポイント (Mays Point) の近くのセネカ川とクライド川の合流点で始まる。 カユーガ湖との接続は水門 CS1 のすぐ東で、 ここの表面の平均標高は 382 フィート (116.5 m) である。 ここから、運河は急に西方に曲がり、セネカ湖まで続き、 ここの西のターミナルの平均標高は 445 フィート (135.7 m) である。

カユーガ・セネカ運河、 ニューヨーク州ジェニーバの セネカ湖州立公園から見る。	カユーガ・セネカ運河、 セネカ湖の北端	カユーガ・セネカ運河 ニューヨーク州、 セネカ・フォールズから