以下の文書は以下の日本語訳です。

Bousillage - Wikipedia

ブジラージュは日本家屋の壁土に類似なものです。

ブジラージュ (bousillage / bouzillage, bousille, bouzille) はドロと草、あるいは他の繊維状の物資との混ぜ物で、 半木材建築 (half-timbered building) の木材の間の充填 (infill, chinking) として 使用された。 この資材は 18 世紀のフランス人の植民地定住者により、 米国の歴史的な ニュー・フランス (New France) の地域で、 普通に使用され、資材のコブ (cob) とアドビ (adobe) に類似している。 フランス語のトルシ (torchis) は同じ意味、ないしはこの資材のひと塊の意味である。

間柱 (stud) の間に充填したブジラージュ

南ルイジアナのブジラージュはドロ (clay earth) と (水に浸けて軟化した) スペイン・ゴケ (Spanish Moss) の混合物であるが、 ミシシッピ川上流峡谷 (Upper Mississippi River Valley) とカナダでは、藁、草あるいは毛を含み、 使用されたのは：　 ポト・シュル・ソル (poteaux-sur-sol)、 ポト・アン・テール (poteaux-en-terre)、 そして半木材 (フランス語でコロンバージュ (colombage) と呼ばれる) であった。 これは 18 世紀から 19 世紀にかけて、入植者 (colonist) により、 フランス領ルイジアナで使用された技術であった。 フランスでは木材フレームの柱の間の充填をするのに使用したのは、典型的には：　 レンガ (ブリケット・アントル・ポト (briquette-entre-poteaux))、 石とドロ (ピエロタージュ (Pierrotage))、 あるいはブジラージュ (bousillage) を使用した。 南ルイジアナには石がなく、 レンガは植民地時代初期には製造されなかった。 入植者はアメリカ原住民が彼らの ワットル & ドーブ (wattle and daub) の建物を建設するために使用した技術を取り上げ、 これは重い粘土の土壌と結合材として (水に浸けて軟化した) スペイン・ゴケ (Spanish Moss) を使用した。 裂いた棒や段 (split sticks or staves) -- バロ (barreaux、格子)、ラビット (rabbit) あるいはバトン (baton) -- は上方の柱の間の横木 (rung) として使用された。 これらはある角度で適合するように形作られ、 釘を使用せずに定位置にハンマーで打ち込まれた。

ブジラージュ (bousillage) は地面の穴に (a taché) ドロ、コケを重ね、水を加えて作った。 次に、はだしの男 (tacherons) が混合物をこね回して、漆喰にした。 Torchis (パン生地のような形のブジラージュ (bousillage)) が 格子 (barreaux) にたれ下げられ、次々に重ねられて圧縮した。 完成した壁は石灰で洗い流すか、石灰の漆喰で覆った。 漆喰には動物の毛が結合材として含まれていた。

ミズーリ―州、セント・ジュネビーズ (Ste. Genevieve) のギュボードの歴史的 家 (La Maison de Guibourd Historic House)， ポト・シュル・ソルの建設	ボルデュクの家 (Maison de Bolduc) の模型、ポト・シュル・ソル建設	ボルデュクの家 (Maison de Bolduc) ポト・シュル・ソル建設の実例

デュラン小屋 (Durand Cabin) はポト・シュル・ソル建設の実例	ミズーリ―州、セント・ジュネビーズ (Ste. Genevieve) のアムルーの家 (Amoureux House) における ブジラージュの実例	ルイジアナ州アレクサンドリア ケント・プランテーション・ハウス は 1800 年に建設され、部分的に ブジラージュで建設されている。