クリフトン水道橋 (Clifton Aqueduct)

クリフトン水道橋は 1796 年に建設され、アーウェル川 (River Irwell) を横断して、マンチェスター・ボルトン & ベリー運河 (Manchester Bolton & Bury Canal) を通し、イングランド、マンチェスターの近くのクリフトンにある。これはグレード II の指定建造物 (listed structure) として保存されている。この水道橋は化粧石 (dressed stone) とレンガのアーチで建設されている。キーストーンの付いた円弧アーチは端が 3 角形になったカットウォーター (cutwater) の上に載り、カットウォーターの上には平らなピラスター (Pilaster) がある。 C20 レンガの欄干が東側に残っている。両側に曳舟道が残り、水道橋には運河を排水するための停止版 (stop plank) を挿入する溝がある。水道橋はチャールズ・ロバーツ (Charles Roberts) とジョン・ナイチンゲール (John Nightingale) により設計された。

訳注

カットウォーターとは橋脚の上流側に突き出た水切りのことです ( Google map にアップされた写真を参照)。カットウォーターは水につかる部分だけですが、写真からその上にカットウォーターと同じようなピラスターがつながっているので、本文の記載が少し間違えていると思われます。
C20 レンガは意味不明です。
一般に水道橋は保守のために、両側に板を挿入して、水を抜くことができます。これが停止版と思われます。

この水道橋は運河ルートに残っている 2 つの水道橋の 1 つであり、もう 1 つはプレストリー水道橋 (Prestolee Aqueduct) である。運河は復元中で、2020 年までに操作可能にすることが期待されている。

最も近い鉄道駅はクリフトン鉄道駅 (マンチェスター・プレストン線) である。