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James River and Kanawha Turnpike - Wikipedia

Kanawha river (/kəˈnɔːə/ kə-NAW-ə)、カノーア川

ジェームズ川&カノーア運河は ジェームズ川 (チェサピーク湾に流入する川) とカノーア川 (オハイオ川の支流) によりアパラチア山脈を越えることを 目的にしたが、完成することはなく、山脈を超える部分がジェームズ川&カノーア有料道路になった。

ジェームズ川&カノーア有料道路は ジェームズ川&カノーア運河を経由する ジェームズ川の西区間 (reaches) とカノーア川 ([訳注: オハイオ川の支流]) の東区間の間で、 水運による乗客・貨物のポーテッジ輸送 ([訳注: 陸送]) を容易にするために建設された。

元々アメリカ独立戦争以前に、測量技師時代の若い ジョージ・ワシントン (George Washington) により 提案され、この運河と有料道路の組み合わせが、 バージニア州が西部への豊かなトレード (trade) を求めて北部の州と競争するカギと見なされた。 しかしながら運河部分は費用がかかるプロジェクトで、何度も資金的に破綻し、 しばしば洪水で被害を受け、決して完全に完成しなかった。 もっとも部分は長年の間役目を果たした。 これは、南北戦争が終わるまでは、大まかにはバージニア州公共工事委員会 (Virginia Board of Public Works) により 資金供給された。 南北戦争が終わってからは、継続した資金的支援は戦争で荒廃した州や私的資金源から利用可能でなくなった。 1873 年に、コリス P. ハンティントン (Collis P. Huntington) はチェサピーク・オハイオ鉄道 (Chesapeake and Ohio Railway, C&O) を バージニア州 リッチモンド (Richmond) の航行開始点 (head of navigation, [訳注: 航行水路の上限]) から、 ウェスト・バージニアの ハンティントン (Huntingdon, 彼を讃えて付けた地名) のオハイオ川まで完成した、 そして運河は終に競争と鉄道の進展する輸送技術に屈服した。 1880 年代に運河は曳舟道に沿って建設される鉄道の 1 つによって買収・取り壊され、まもなく C&O の一部分になった。

ワシントンによって思い描かれた組み合わせの有料道路の部分はずっと長く主要道路のまゝで、 1988 年の 州間道路 64 (Interstate 64, I-64) の完成でようやく取って代わられた。 ウェスト・バージニアを通り抜けるジェームズ川&カノーア有料道路 (James River and Kanawha Turnpike) のルートの大半は 今日ではミッドランド・トレイル (Midland Trail) ―― 国内シーニックバイウェイ (National Scenic Byway, 国内景観脇道 ―― で、 U.S. ルート 60 (US 60) になっている。 皮肉なことに、歴史的道路は長い間、通行料の徴収を通して資金繰りされた有料道路であったが、 これは「ウェスト・バージニア有料道路」 (West Virginia Turnpike) の通行料の回避、 あるいは眺めの良い牧歌的な間奏曲 (scenic and bucolic interlude) のいずれかを求める、 あるいは、そのどちらも望む脇道ドライバー (shunpikers、[訳注：有料道路などを避ける人]) の通行料のいらないお気に入りである。 車道 (roadway) の名称は今や「カノーア有料道路」 (Kanawha Turnpike) ―― I-64 とルート 60 に平行して走る外側の道路 ―― により保持されている。 この道路は チャールストン (Charleston) で US 60 から分岐し、ウェスト・バージニア・ルート 601 (WV601, West Virginia Route 601) と交差し、 サウス・チャールストン (South Charleston) のスプリング・ヒル (Spring Hill) 近辺で終了する。

カナーア川 (濃い青) (薄い青は New River) (川を囲む境界がウェイスト・バージニア州)	ジェームズ川 (川を囲む境界がバージニア州)
州境の形から 2 つの川の距離が大きくないことがわかる