以下の文書は次のページの翻訳です。

Swing bridge - Wikipedia

英文のウィキペディアに該当する旋回橋の項目があればこれを翻訳して、これをリンク先にしています。 これがなくても位置がわかる場合には直後の訳注で Google map へのリンクを付けています。 旋回橋はここに掲載されたもの以外にもずっと多くあります。 例えばオランダ語版のウィキペディアの旋回橋の項目は自国の旋回橋から紹介しており、 かなりたくさんあります。古くから水運を利用している国には可動橋がずいぶんたくさんあるようです。

通常の旋回橋には回転軸の部分に人工の島があり、これで旋回橋であることが分かります。 島は船舶が旋回部に衝突することを防ぐためにあり、一つの島の代わりに、 小さな複数の島を使用することもあるし、鉄枠を使用することもあります。 旋回部が川岸に近い場合には、橋が開いた時に旋回部が川から退避するように 作られていれば島の必要性はありません。

可動橋には橋を操作するための制御室ないしはコントロール・ルームの ようなものが必要となり、旋回橋の場合にはこれは 回転の中心にある場合が多く、その点からどこが回転の中心であるかの見当がつく場合があります。 小さな旋回橋の場合であればスイッチを格納した箱があるだけでよいので、 目につかないこともありますが、大きな旋回橋の場合でも、どこで制御しているのかわからない場合があります。

以下の文章で注意することは、一応これは書かれた時点における事実である点です。 これを翻訳している最中に、橋がすでに建て替えられていて、旋回橋でなくなっているものが あることに気が付いたこともあります。(この場合には訳注で触れています。) またグーグルのストリートビューのリンクはリンクを張った時点において、 サーバー上で最も新しいものですが、ストリートビューが更新されても、 それがリンクには反映されないようです。(更新されることもあり、以前は見えていた橋が木の葉が茂ったため見えなくなっていることもある。) だから最新のストリートビューを見たければ 自分でストリートビューを使用しないといけないようです。 このページに張ってあるリンクは過去のリンクです。

初期の蒸気エンジンによる可動橋の仕組みに関しては タイン川のスイング・ブリッジの説明などからほぼ完全にわかったので、 タイン川のスイング・ブリッジの訳注にまとめています。

もう一点注意することがあります。 それは欧米の可動橋は元々は手動で操作した小さな橋であったことです。 以下の「実例」の箇所で登場する英国のケネット・エイボン運河のタイルミル・ブリッジが これに相当します。現在では電動になっていても、 元々手動であった旋回橋は英国の田舎の運河に無数にあります。 旋回橋が大きくなったのは蒸気エンジン以後の話です。(しかし可動橋が完全に平衡を取って動作する点に関してはそのまま継続した。)

旋回橋とは可動橋で、通常は重心あるいはその近くに、主な構造支持をするための、 垂直に位置を決めたピンと支持輪があり、 このまわりを (橋の) スパンが水平に回転するもので、 この状況は下の動画に見ることができる。 運河に見られるような小さな旋回橋はゲートと同じように一方の端で回転するが、 軸を支えるための大きな地下構造が必要である。

閉鎖状態のときに、旋回橋は川や運河を横断する道路や鉄道を支え、これにより通行が可能となる。 船舶が橋を超える必要が出た時に、(通常は信号機と遮断機により) 道路の交通が遮断され、 次にモーターが軸の周りで橋を水平に回転する。 典型的な旋回橋はおよそ 90° あるいは 1/4 回転する。 しかし橋が航行水路と斜めに交差するようにすれば、 (橋が) 水路から退避するために 45° あるいは 1/8 回転するだけでよい。

歩行者用の旋回橋が動き、ボートが近づいている。
ビクトリア & アルフレッド・ウォーターフロント
(Victoria & Alfred WaterFrond)、 ケープ・タウン、

• この形式ではカウンター・ウェイトが必要でないので、 他の可動橋と比べると全体の重さはずいぶん減少する。
• 水路の幅が十分にあり、両側に反対向きの交通が可能であれば、 船舶間の衝突の可能性が減る。
• 中心的な支持構造は運河に沿った島に搭載され、 橋が開いている時に船舶による衝突から橋を守るように作られている。 この人工的な島は可動スパンを建設するためのすばらしい場所となっている。 建設によって運河の交通が邪魔されないからである。

• 対称な橋では中央の橋脚は (航行に) 危険となり、 非対称の場合には、回転軸を水路の一方の側に寄せてもよい。
• 広い水路が利用可能でないと、 橋の多くの部分が、他の方法で容易に渡すことができる場所にも 及ぶことになる。
• 広い水路が中央の回転軸と基礎構造により狭くなる。
• 開いている時は、 橋は平衡二重カンチレバーで自重を支える必要があり、 閉じて通行に使用している時は、 通常のトラス橋と同じように実際の荷重が行きわたり、 これにより幾つかの部品には追加の剛性が必要となる。 それは荷重が、圧縮と伸長を交互に繰り返すからである。
• スパンの端の近くで、水中から衝撃を受けたときに、 橋の安全にかかわるほど橋が回転するかもしれない。 (ビッグ・バイユー・キャノット (Big Bayou Canot、 [訳注：バイユーを参照]) の列車事故)

訳注

「ビッグ・バイユー・キャノットの列車事故」のことは、英語版の Wikipedia に別の項目があり、そこに詳しく解説されていますが、ここでは概略のみ引用します。 事故が起きたのは 1993 年の 9 月 22 日のことで、ビッグ・バイユー・キャノットにある スイング・ブリッジに濃霧で方向を失った (複数編成の) ハシケが衝突したことから事故が起きています。 これにより、線路が数フィートずれ、数分後に現場を通りかかった サンセット・リミテッドが脱線し、ディーゼル機関車が橋に激突し、 後続の列車も水中に投げ出されてしまった。 日本語の Wikipedia にも短い解説 ビッグ・バイユー・カノー列車事故 があります。なおカナ表記のカノーは仏語読みで、キャノットは英語読みだと思います。
グーグル・マップ： ビッグ・バイユー・キャノット。 衛星写真
ビッグ・バイユー・キャノットにおけるサンセット・リミテッドの残骸 事故の写真でも衛星写真でも旋回橋の島が見当たりません。 可動部は西側のトラス・スパンの部分と思われるので、 回転の軸が岸に近いように作られ、回転すると橋が岸辺に退避するように 作られているようです。ハシケは何隻もつないだものですから、 大型トラックなどとは比較にならないくらい重いはずで、 衝突の衝撃はすさまじいものであったと思われます。

• アルバニアの シュコドラ (Shkodra) にあるボヤナ川 (Bojana) の橋。
  訳注： 恐らく次の橋： マップ、 衛星写真、 Photo Sphere

• ムヘール橋 (Puente de la Mujer)、 非対称な 斜張橋 (ケーブル支え橋、cable stayed span)。
  訳注： 英和辞書を踏襲しないのであれば cable stayed span はケーブル支え橋とでも訳す方が良いと思います。

• ピアモント橋 (Pyrmont Bridge)、オーストラリア、シドニー (1901 年開通、1998 年閉鎖、まだ歩道橋として使用されている。)
• グリーブ・アイランド橋、オーストラリア、シドニーの アンザック橋 (Anzac Bridge) に取って代わられた。まだ存在している。
• ヴィクトリア橋 (Victoria Bridge)、オーストラリア、クイーンズランド州タウンズビル (1889 年開通、1975 年閉鎖、今でも歩道橋として使用)
• セール旋回橋 (The Sale Swing Bridge)、オーストラリア、ヴィクトリア州セール。 (1883 年開通、2002 年閉鎖、2006 年に完全状態に復帰)
• ダンオーリー橋 (Dunalley Bridge), タスマニアのダンオーリー。今でも使用
  訳注： ダンオーリー橋： Google map
  この橋が原文で述べている橋であることの根拠： ダンオーリー (領域が地図に表示されている) の集落には川らしい川がなく、 また道らしい道が A9 一本のみしかありません。道路 A9 に沿って衛星写真で橋を探した。 衛星写真で見つけた橋 から、この橋の下を船が航行できることがわかる (水路が指示されている)。 ストリート・ビューで斜め横から見ると こうなっている。この写真から、船が橋の下をくぐることができないことがわかります。 このような可動橋は旋回橋しかありえません。 また橋が横断しているのは川ではなく地峡に作られた運河と思われます。

• ベリーズ、ベリーズ市の ベリーズ市旋回橋、 このような橋としては中米 (Central America) で最も古く、 世界でも数少ない手作業で操作する旋回橋でまだ動作可能である (2000 年代に復元された。)

• キャンビー・ストリート橋 (Cambie Street Bridge)、 ブリティッシュ・コロンビア州のバンクーバーのフォールス川 (False Creek)。 1985 年取り壊し/置き換え。元々は車両/歩行者用。
• キャンソ運河橋 (Canso Canal Bridge)、 ノバスコシア州 のキャンソ運河。今でも旋回。車両/鉄道用、 ノバスコシア州本土と ケープ・ブレトン島 (Cape Breton Island) の間の接続。
• CNR 橋, ブリティッシュ・コロンビア州のフレイザー川 (Fraser River)、今でも旋回。鉄道用、 ブリティッシュ・コロンビア州ニュー・ウェストミンスターの クイーンズボロー (Queensborough) と 本土の間。
• ダーウェント・ウェイ橋 (Derwent Way Bridge)、ブリティッシュ・コロンビア州のフレイザー川、今でも旋回。車両/鉄道用。 ブリティッシュ・コロンビア州ニュー・ウェストミンスターのクイーンズボローと ブリティッシュ・コロンビア州デルタ (Delta) のアナシス島 (Annacis Island) の間。
• フレデリクトン鉄道橋、 ニュー・ブランズウィック州のフレデリクトン。もはや旋回せず。歩行者が利用。 1887 年建設、1889 年開通、橋を列車が最後に通過したのは 1996 年。
• ホグズ・バック橋、 オタワ州のオンタリオのライドー運河 (Rideau Canal)。 今でも旋回。車両用、 この橋は一方の端で旋回する。この橋に隣接したホグズ・バック・フォールズ (滝) の上に固定した橋が ある。
• アイアン・ブリッジ (Iron Bridge)、オンタリオ州ソロルド (Thorold) の第三ウェランド運河 (Third Welland Canal)。 もはや旋回せず。鉄道用。CNR のグリムスビー小区間 (Grimsby subdivision) が 第三ウェランド運河を横断。
  訳注： アイアン・ブリッジ： Google map、 3D、 アップされた写真
• カミニスティックイア川旋回橋 (Kaministiquia River Swing Bridge)、 オンタリオ州のサンダーベイ (Thunder Bay) のカミニスティックイア川。 もはや旋回せず。道路と鉄道輸送のみ。 2013 年 10 月 29 日の火災により現在閉鎖中。 大幹線鉄道により 1908 年に建設。 現在は CNR が所有。
  訳注： 大幹線鉄道 (グランド・トランク鉄道、Grand Trunk Railway) は CNR の歴史に登場する。
  カミニスティックイア川旋回橋： Google map ストリートビュー： 橋の上、 斜め横。 3D
• リトル・カレント旋回橋 (Little Current Swing Bridge)、 オンタリオ州のリトル・カレント (川) の北水路。 今でも旋回。車両用 (以前は鉄道用)。1913 年にアルゴマ東部鉄道 (Algoma Eastern Railway) により建設。
• モントローズ旋回橋、 オンタリオ州ナイアガラ・フォールズのウェランド川 (Welland River)。もはや旋回せず。鉄道用。 以前はカナダ南部鉄道、現在は カナダ太平洋鉄道に所属。
• モレー橋 (Moray Bridge)、 ブリティッシュ・コロンビア州のリッチモンドのフレイザー川 (Fraser River) の中間の支流、 今でも旋回。東向きの一方交通。 ブリティッシュ・コロンビア州リッチモンドのシー島 (Sea Island) (バンクーバー国際空港のある場所) とブリティッシュ・コロンビア州リッチモンドのルール島 (Lulu Island) を接続
• ニュー・ウェストミンスター橋、 ブリティッシュ・コロンビア州のフレイザー川。 今でも旋回。鉄道。ニュー・ウェストミンスターとサレー (Surrey) の中間。
• ピット川橋 (Pitt River Bridge)、 ブリティッシュ・コロンビア州のピット川、 もはや旋回せず。車両通行。 ブリティッシュ・コロンビア州ポート・コキットラム (Port Coquitlam) と ブリティッシュ・コロンビア州ピット・メドウズ (Pitt Meadows) をつなぐ横に並んだ双子橋。
• ピット川鉄道橋、ブリティッシュ・コロンビア州ピット川。 今でも旋回。鉄道。
  訳注： ピット川鉄道橋： Google map、ストリートビュー： 横から。 衛星写真
  この鉄道橋はピット川橋のすぐ南西にある橋で「横から」の ストリートビューはこの道路橋の二つの塔の中間 (昔の旋回橋の島の上あたり) から南西を見たものです。衛星写真から、ピット川橋とピット川鉄道橋の 旋回橋の島がほぼ一直線になっていることがわかります。
• ワソークシング (ローズ・ポイント) 旋回橋、 オンタリオ州のパリー・サウンド (Parry Sound) の近くの、ジョージア湾 (Georgian Bay) の 南水路 (South Channel)。 今でも旋回。道路 (以前は鉄道)。 ワソークシング・ファースト・ネイション (Wasauksing First Nation), パリ―島 (Parry Island)) と本土をローズ・ポイントで接続。
• ウェランド運河、橋 15、 オンタリオ州ウェランドの ウェランド・レクリエーション水路。もはや旋回せず。鉄道。 1910 年頃カナダ南方鉄道 (Canada Southern Railway) により建設、 現在はトリリアム鉄道 (Trillium Railway) が管理。
• ウェランド運河、橋 20 のアプローチ・スパン、 オンタリオ州ポート・コルボーンの第二、第三ウェランド運河、 もはや旋回せず、見捨てられた (以前は鉄道)。 隣接する垂直リフト橋が取り壊された 1998 年に見捨てられた。
  訳注： ウェランド運河、橋 20 のアプローチ・スパン： Google map、 ストリートビュー： そばの橋から。 衛星写真
• バーガン・カトフ・ブリッジ (Bergan Cut-off Bridge)、マニトバ州ウィニペグ (Winnipeg) のレッド川 (Red River)。 中央スパンが永久に開放状態、 これにより船舶の航行に支障がない。 退役した CPR 鉄道の橋 (最後に使用されたのは 1946 年)。 上部構造は ドミニオン橋梁会社 (Dominion Bridge Co.) により 1913 年 - 1914 年に建造された。
  訳注： バーガン・カトフ・ブリッジ： Google map、 ストリートビュー： 横から。 衛星写真

• 世界で最も長い旋回橋はスエズ運河にかかる 340m の エル・フェルダン鉄道橋である。

• パリのサン・マルタン運河 (Canal Saint-Martin) を横断するデュ通り旋回橋 (Le pont tournant rue Dieu) は 1938 年の映画「北ホテル」 (Hôtel du Nord) の特色ある場所であり、 映画のオープニングショットの呼び物となっている。

ヴィルヘルムスハーフェン (Wilhelmshaven) における カイザー・ヴィルヘルム橋は 1907 年に建設され、 長さが 159m で、かってはヨーロッパで最大の旋回橋であった。

• ガーデン・リーチ・ロード旋回橋、 コルカタ 【訳注：カルカッタ】のキダープールのコルカタ港
  訳注： ガーデン・リーチ・ロード旋回橋： Google map、 衛星写真
• ポイラ・コーワアム (Poira-Corjuem) 橋、 GSIDC のために建設, ゴアの コーワアム (Corjuem)、 Rajdeep Buildcon Private Ltd による建設。
  ゴアのポイラ・コーワアム (Poira-Corjuem) 橋
  訳注： (1) 恐らく GSIDC = Goa State Infrastructure Development Corporation
  (2) ポイラ・コーワアム橋： Google map、 衛星写真

• サミュエル・ベケット橋 (Samuel Beckett Bridge)、 アイルランド、ダブリン
• シーン・オカシー橋、 アイルランド、ダブリン
• マイケル・ダヴィット橋 (Michael Davitt Bridge)、 アイルランド、 メイヨー州 (County Mayo)
• ポータムナ橋 (Portumna Bridge)、 アイルランドの ゴールウェイ州と ティペラリー州の間

• ターラント (Taranto) の ジレヴォレ橋 (Ponte Girevole)、 とても変わった形式で、橋の中心で 2 つのスパンに分離し、 橋の外側の端から横方向に回転する。
  ターラントのジレヴォレ橋、もしくは
  サン・フランチェスコ・ディ・パオラ橋
  (Ponte di San Francesco di Paola)
  訳注： ジレヴォレ橋： Google map、ストリートビュー： 橋の入り口 斜め横。 衛星写真

• リアパーヤ (Liepāja) の Kalpaka Tilts、 市とかってのロシア/ソビエトの軍港であるカロスタ (Karosta) をつないでいる。
  訳注： 多分 この橋、tilts は橋の意味ではないかと思う。 グーグルマップで Karosta が検索でき、運河の北にある。 また Liepājaの領域表示から、運河の南が市街地であると思われ、運河を横断するただ一つの橋が目的の橋。 橋の出入り口には遮断機がある。
  ストリートビュー： 北側の入り口
  路面が分離している個所を探すのは難しいが、橋の欄干が分離している場所を探すのは容易です。 この橋の欄干は二つの山があり、 欄干の切れ目は出入り口の箇所と中央です。回転軸が二つありそうです。

デルフト (Delft) の デルフト工科大学 (Technische Universiteit Delft) の近くにある アブツワウゼ橋 (Abtsewoudsebrug) はこの形式の橋である。
「Abtsewoudsebrug」は歩行者と自転車用の
旋回橋で 1979 年に建設されている。
訳注： Abtsewoudsebrug の読みがわからなかったのですが brug が橋の意味だと分かり、 この橋の通りが Abtsewoudseweg とあり、カナ表記で「アブツワウゼ通り」とあるので、 アブツワウゼ橋で良いだろうと判断しました。但し Google map の表記が時には違っていることもあるので参考程度にとどめてください。
アブツワウゼ橋 (Abtsewoudsebrug)： Google map、 ストリートビュー： 橋の入り口 、 斜め横から (南)、 斜め横から (北)。 衛星写真
「橋の入り口」のストリートビューから、この橋には自動車が進入できないようになっている。 衛星写真から判断すると、旋回橋の島は橋の中央にあり、北の方に制御室がある。 船は島の両側を通るように作られている。
旋回橋で船が通過するのを待つのはちょうど踏切で電車の通過を待つようなもののようです。 橋の動画
(YouTube)

• ニュージーランド、テムズ (Thames) の近くのワイホー川 (Waihou River) の コープ橋。

(注意、ニュージーランドで「スイング・ブリッジ」とは横断する時に揺れ動く 柔軟な歩道橋のこと)

• ガトゥン水門 (Gatun Locks) の旋回橋はパナマ運河の大西洋側の唯一つの通り道である。 これは小さな旋回橋で、両側から旋回する。 太平洋岸には、ミラフローレス水門 (Miraflores Locks) に別の大きな旋回橋がある。 しかしほとんど使用されず、 アメリカス橋 (the Bridge of the Americas) と 100 年橋 (センティニアル橋、the Centennial Bridge) にとって代わられた。

• ムィコラーイウ (Mykolaiv) の南ブーフ川 (Southern Bug) にかかる Varvarivskyi Bridge はヨーロッパでもっともスパンが長い (134 m)。

• バーマス橋 (Barmouth Bridge) - 鉄道。
• ベックレス旋回橋 (Beccles swing bridge) - 鉄道。
  訳注： ベックレスという地名は米国などにもありますが、英国の場合には ここにあります。そばにはウェイブニー川 (River Waveney) がありますが、まわりを探しても 旋回橋がありません。そのうち、 Yarmouth to Beccles Line (ヤーマス・ベックレス鉄道) のベックレスに近い場所で、 ウェイブニー川を横断する 旋回橋があったことがわかりましたが、この鉄道は 1859 年に開業して 1959 年に閉業しています。 更に Dismantled swing bridge north of Beccles ... (ベックレスの北にある取り壊された旋回橋) を見つけ、写真と座標が掲載されていることを見つけました。 結局、旋回橋の回転軸を支える島が残っていたのです。

  グーグル・マップ： 取り壊された旋回橋

• ベセルズ旋回橋
• ブースフェリー旋回橋、 ヨークシャーのブースフェリー村 (Boothferry)。
  訳注： ブースフェリー旋回橋： Google map、 ストリートビュー： その 1、 その 2、 その 3。 衛星写真
  「その 1」は橋の北の入り口の写真で、トラス構造の上に制御室めいたものが見える。 「その 2」によって、この制御室は橋の一番北にあるトラスの北端にあることがわかる。 念のため、橋の切れ目を探したのが「その 3」である。 旋回橋の場合に可動部の上に制御室があれば、この場所はなるべく動かない方が、 道路や船舶の交通状況を把握しやすいと思えるので、恐らくこの制御室が回転軸の真上にある。 従って可動部は軸に関して対称ではなく、橋が開いた時、可動部が水上から退避する。
• カーナーヴォン (Caernafon) 旋回橋
  訳注： カーナーヴォン旋回橋は カーナーヴォン城の出入り口にある歩行者用の橋です。 Caernafon Swing Bridge で橋が閉じる時の動画を見ることができます。
  カーナーヴォン (Caernafon) 旋回橋： Google map、 ストリートビュー： その 1、 その 2。 衛星写真
  どちらのストリートビューも城の外から見たもので、 斜張橋 (cable stayed span) の部分が回転することがわかる。 構造的にも斜張橋を支える塔の周りに回転しないと安定しない。
• コノート・クロッシング (Connaught Crossing)、 ロンドンの ドックランズ。 この橋は低層の旋回橋として建設され、 ロイヤル・ドックスにおける海上交通が通過できるようにしている。 この場所は ロンドン・シティー空港に近いため、より高い固定式の橋は現実的でなかったのである。
  訳注： Connaught Crossing では検索しても場所がわかりませんでしたが、Connaught Swing Bridge でヒットしました。
  コノート・クロッシング： Google map、 ストリートビュー： 橋の上、 制御室、 横から。 衛星写真
  「橋の上」の写真から 橋には斜張橋 (ケーブル支えスパン、cable stayed span) の部分があり、その中心には制御室めいたものがあります。
• フォークストーン港鉄道駅 (Folkstone Harbour railway station) - 支線の鉄道橋
  訳注： 旋回橋は駅の少し北にあります。
  フォークストーン港鉄道駅： Google map、 旋回橋の ストリートビュー： 横から。 衛星写真
  「横から」のストリートビューで回転部分が明白に見えます。
• グール旋回橋 - 鉄道
  訳注: グール旋回橋： Google map、 ストリートビュー： 斜め横。 衛星写真
  衛星写真で島のように見えるものは、ストリートビューでは鉄柵のように見えています。 「斜め横」のストリートビューの中央に回転部が見えます。
• グラソン・ドック旋回橋
  訳注： グラソン・ドック旋回橋： Google map、 ストリートビュー： 橋の上、 反対側から。 衛星写真
  遮断機と信号機が見えるので旋回橋であることが明白。 しかも水門の真上にあるので旋回しないと船が衝突する。 橋が開いた時、橋が運河から退避しないといけないので、 回転軸は左側の岸にあり、回転の中心は可動部の中心から左にずれている。
• ハワーデン鉄道橋 (Hawarden Railway Bridge) - 鉄道 (現在、橋は固定されている)
• イングランド、ハルのドックス支線橋 - 鉄道
  ハルのドックス支線橋
  訳注： ドックス支線橋： Google map、 衛星写真
  この近辺の道路は鉄道と交差するような場所では、鉄道の下を通っており、 ストリートビューがほとんど有効ではない。 しかし 衛星写真から回転の中心が右岸にあることがわかり、 橋が開いた時には橋は水路から退避するように作られている。
• キンカーディン橋 (Kincardine Bridge) - フォース湾を横断して、 フォルカーク (カウンシル・エリア)から ファイフ (Fife) のキンカーディン-オン-フォース (Kincardine-on-Forth) に抜ける。
• リーズ・リバプール運河には多くの旋回橋があり、 とりわけ、ビングリー (Bingley)、 スキプトン(Skipton)、バースカフ (Bursough)、リバプールの 間に多い。多くは手動で、農道でしかないが、 非常に多くの橋に道路交通があり、ボート屋の作業が機械化されている。
• ケネット・エイボン運河の タイルミル・ブリッジ、 バークシャー州 (Berkshire) のスラムステッド (Sulhamstead)。

  ケネット・エイボン運河のスラムステッドのタイルミル・ブリッジの操作

  道路交通	橋が開く	船舶交通

  訳注： タイルミル・ブリッジ： Google map、 ストリートビュー： 南東の入り口、 北西の入り口、 北西の入り口から少し入る
  タイルミル・ブリッジの回転軸がどこにあるか調べてみましょう。 「タイルミル・ブリッジの操作」の写真に見える家屋 (クリックして大きな写真にしてみてください) は、 北西の入り口から入ったところの ストリートビューから、南東の入り口の東にあることがわかります。 従って、橋の回転軸は北西の入り口にあり、橋は反時計式に回転することがわかります。
• マンチェスター船舶運河にかかる複数の旋回橋： ウォリントン (Warrington) の ラッチフォード (Latchford)、 ストックトン・ヒース (Stockton Heath)、 ローワー・ウォルトン (Lower Walton) および 少し西の ムーア (Moore) にある。 運河の東の端であるサルフォード (Salford) の近くで、 バートン・ロード旋回橋が バートン旋回水道橋に隣接している。 バートン旋回水道橋は 234 フィート、800 トンの水槽で、 (両端のゲートにより) 800 トンの水を保持し、 これが旋回してブリッジウォーター運河と直角となり、 船舶運河の船を通過させる。
  マンチェスター船舶運河の旋回橋
  ウォリントンのストックトン・ヒース
  訳注： Google map： ラッチフォード、 ストックトン・ヒース、 ローワー・ウォルトン、 ムーア
  ストリートビュー： ラッチフォード、 ストックトン・ヒース、 ローワー・ウォルトン、 ムーア
  いずれも南の入り口から見た光景。
• オールトン・ブロード旋回橋 (Oulton Broad swing bridge) - 鉄道
  訳注： オールトン・ブロード旋回橋： Google map、 ストリートビュー： 横から、 斜め横から。 衛星写真
  橋は南北に延び、横からのストリートビューは西からのもので、 斜め横からのストリートビューは南西からのものである。 衛星写真との比較から、旋回部はアーチがついた部分で中央に制御室があり、 航路は制御室の南側である。これは衛星写真に航路を明示するガードのようなものから 判断できる。
• リーダム旋回橋 (Reedham Swing Bridge) - 鉄道
• ペンザンス (Penzance) の ロス橋 (Ross Bridge)
  訳注： ストリートビュー： 橋の上、 斜め横。 衛星写真
  ロス橋の座標を直接書いたページがなかったので場所を特定した根拠もつけておきます。 ペンザンスのロス橋は 1881 年建設で、 シリー諸島へのフェリー・ターミナルのそばにあって、 ドライドックへの出入り口にあり、年間での使用回数は 20 回程度です ( F121-09 J Kirkaldy refurbishment of the Ross Swing Bridge, Penzance)。 グーグルマップで特定した橋は以上の条件を満たしています。 衛星写真から橋がドライドックの入り口にあり、 ズームアウトすると下の方にフェリー・ターミナルが見えます。
  橋の上のストリートビューから、垂直な鉄柱とワイヤーが橋を支えていることがわかる。 斜め横のストリートビューから、垂直な 2 本の鉄柱の中央 (あるいはもう少し右側) の周りに橋が旋回するものと思われます。 但し、このときそばの駐車車両が邪魔になります。 おそらく、頻繁に橋を開けることがないため、通常は橋を引き寄せる場所を駐車場に 使用しているようです。
• セルビー旋回橋 (Selby swing bridge) - 鉄道
  訳注： セルビー旋回橋と呼ばれる旋回橋は幾つかあり、そのうち鉄道橋はこれのみで、 「豚の背 (hogback) 旋回橋」と呼ばれる形式です。
  セルビー旋回橋： Google map、 ストリートビュー： 横から、 衛星写真
  ストリートビューは隣の道路橋から見たものです。 橋の上に制御室のようなものが設置されていますが、ここが回転軸に相当すると思われます。 この箇所のスパンのみが回転し、橋が岸に引き寄せられる。
• サマーレイトン旋回橋
• サットン・ブリッジ (Sutton Bridge) 旋回橋
  訳注： サットン・ブリッジはイングランド、リンカンシャーの村の名前です。旋回橋は 1897 年に建設。
  サットン・ブリッジ旋回橋： Google map 衛星写真
• トロウズ橋、ノリッチ (Norwich)。 この橋により、電化された グレート・イースタン本線がヤー川 (River Yare) を横断している。 これは英国で (電化用の) 架線を備えた唯一つの旋回橋である。
  訳注： 上の説明が間違っています。トロウズ橋が横断しているのはヤー川 (River Yare) ではなく、 その支流のウェンサム川 (River Wensum) です。
• タイン川の旋回橋、 ニューカッスル・アポン・タイン (Newcastle Upon Tyne)。 この橋は 85.7m のカンチレバー・スパンがあり、 中央の軸の周りに 90° まで回転でき、 これによりどちら側でも船舶を通すことができる。
• ウィットビー旋回橋 (Whitby Swing Bridge) 、ノース・ヨークシャー州ウィットビーのエスク (Esk) 川にかかり、 二枚のスイング・リーフがある (もっとも、通常は 1 枚のみしか開放しない)

米国で一番長い 2 スパンの旋回橋は長さが 3250 フィート (990m) 、 航行用スパンが 450 フィート (140 m)、上方余地が 60 フィート (18 m) の ジョージ P. コールマン記念橋 (George P. Coleman Memorial Bridge) である。

• アランソン旋回橋、 世界で最も短い旋回橋と称して、 ミシガン州のアランソン (Alanson) でクルック川 (Crooked River) を横断している。
  訳注： アランソン旋回橋： Google map、 衛星写真。
  1902 年の橋のレプリカで、1986 年に建設。 Bridgehunter.com | Alanson Swing Bridge を参考にしました。
• ベン・ソーヤー橋、 サウス・カロライナ州のマウントプレザント市 (Mount Pleasant) とサリバンズ・アイランド (Sullivan's Island) を接続している。
• バークレー・ダイトン橋 (1896 年)、 マサチュセッツ州のバークレーとダイトンを接続し、 トーントン川 (Taunton River) を横断する。 2010 年に除去された。交換された橋は旋回橋ではない
• ブラックバーン・ポイント道路橋、 フロリダ州オスプリー (Osprey) の 沿岸内水路 (Intracoastal Waterway) にかかっている。
• 橋 No. 4455, コネチカット州ブリッジポートのルイス・ガット (Lewis Gut) を横断するセントラル・アベニュー (1924 年の鋼の旋回橋)。
  訳注： ルイス・ガットは入江のような場所で、セントラル・アベニューも地図に載っており、 橋の旋回部も表示されますが、橋の根元の部分で橋がつながっていない。 Google と Bing の表示も違っている。ストリート・ビューではセントラル・アベニューを 橋の方に進むことができず、前方で工事をしている光景が写っている。 改修工事をしているようです。 Google の表示、 Bing の表示
• ブリッジポート旋回橋、アラバマ州ブリッジポート。 (1970 年代に取り壊され、新しい橋で置き換えられた。)
• バーリントン・ノーザン・レールウェイ・ブリッジ 9.6 (あるいは BNSF 鉄道橋 9.6)、 コロンビア川を横断し、オレゴン州のポートランドからワシントン州のバンクーバーに至る、 1908 年建設。
  BNSF 鉄道橋、 オレゴン州ポートランドで
  コロンビア川を横断、旋回部が回転
• センター・ストリート橋、 オハイオ州のクリーブランド (1901 年建設)。
  訳注： この写真に橋が大きく見えますが、この橋は旋回橋ではなく、この橋の下に東西方向の通り (センター・ストリート) があり、 この橋が旋回橋です。 衛星写真は時々更新するようです。以前の衛星写真には橋が旋回状態になっている姿が 写っていました。 ストリートビューで橋の出入り口に信号機と遮断機を確認できます。
  ストリートビュー： 橋の入り口、 横。
  「横」から見たストリートビューの背後には跳開橋が開いている。 一般に可動橋がある場所の近辺にはうじゃうじゃ可動橋があります。 昔の名残と思われます。
• シェフ・メントゥー橋、ルイジアナ州スライデル (Slidell) の近く。
• チンコーティーグ・チャンネル旋回橋、 バージニア州チンコーティーグ (Chincoteague) (取り壊された)
  バージニア州チンコーティーグの
  チンコーティーグ・チャンネル旋回橋
  訳注： この橋は取り壊されました。。 2010 年 3 月 28 日の米国の地方紙に以下の記事が 掲載されています。

  New bridge set to open in Chincoteague
  (チンコーティーグに新しい橋が開通)

  新しい橋は元の橋よりも北にあり、これも可動橋ですが バスキュール橋 (跳開橋) に変化しました。橋の位置を変えたのは こうすると橋の開閉回数を減らすことができるからのようです。
  グーグル・マップ： 新しい橋。 ストリートビュー： 橋の入り口、 横。 衛星写真
  古い橋はこれより少し南にありました。 道路の接続具合から古い橋の位置がわかります。(道が途中で途切れている。)
  なお地図のカナ表記にはチンコーティーグとシンコティーｸﾞの 2 種類があります。
• コロンブス (Columbus) ドライブ橋、 フロリダ州タンパ (Tampa)、ヒルズバラ川 (Hillsborough River) にかかる切り尾 (bobtail) の旋回橋。
  訳注： コロンブス・ドライブ橋とは、コロンブス・ドライブ (道路の名称) の橋という意味です。
  「切り尾の旋回橋」とは、しっぽが短い旋回橋という意味で、回転軸が旋回スパンの中央にないという意味になります。 これは道路の切れ目から確認できます。 (ホグズ・バック橋の訳注を参照)
  コロンブス・ドライブ橋： Google map ストリートビュー： 橋の入り口、 斜め横。 衛星写真
• CSX 鉄道橋、フロリダ州インディアンタウン。
  訳注： 多分 この橋。 CSX に関しては CSXトランスポーテーションを参照。
  ストリートビュー： 横から、 踏切の上から。 衛星写真
• カーチス・クリーク (Curtis Creek) 鉄道橋、メリーランド州ボルチモア。
  訳注： この鉄道橋が横断する川がカーチス・クリーク (カーチス川、Curtis Creek) で 上流にファーニス川 (Furnace Creek) とマーリー川 (Marley Creek) があり、下流にカーティス湾 (Curtis Bay) がある。 カーチス・クリークはファーニス川とマーリー川の合流点からカーティス湾の 4 km を指す。
  カーチス・クリーク鉄道橋： Google map ストリートビュー： 遠くから。 衛星写真
• デューイービル旋回橋、テキサス州デューイービルの東でサビーン川を横断。
• ダビューク鉄道橋、 ミシシッピ川を横断し、アイオワ州ダビュークと イリノイ州の東ダビュークを接続。
• イースト・ハダム橋、 コネチカット川を越えるルート 82, コネチカット州イースト・ハダム。
• フォート・マディソン有料橋、 ミシシッピ川を横断し、アイオワ州のフォート・マディソン (Fort Madison) とイリノイ州のニオタ (Niota) を接続。
• フォート・パイク橋、ルイジアナ州スライデル (Slidell) とニューオリンズの近く。
• フィギャア・エイト島橋 (8 の字島橋、Figure Eight Island Bridge)、 ノースカロライナ州ウィルミントン (Wilmington) の北、
  訳注： フィギャア・エイト島橋： Google map、 衛星写真。
  グーグルの衛星写真にすると、下の方にユーザーによる橋の写真がいくつか見える。
• フレデリック・ダグラス記念橋 、ワシントン DC。
• ジョージ P. コールマン記念橋、 バージニア州のヨークタウン (Yorktown) とグロスター・ポイント (Gloucester Point) の間のヨーク川にかかる。
• ガバメント・ブリッジ、 アイオワ州のダベンポート (Davenport) とイリノイ州のロック・アイランドの間のミシシッピ川にかかる。
  ミシシッピ川を横断するガバメント・ブリッジ
  の旋回部には水門とダム 15 の河川通行がある
  【訳注：クリックすると動画が見える】
• グランド・ヘイブン (Grand Haven) GTW RR 旋回橋、 ミシガン州のグランド・ヘイブンとフェリスバーグ (Ferrysburg) を接続。
  訳注： GTW = Grand Trunk Western Railroad Company (大幹線西部鉄道会社)
  グランド・ヘイブン GTW RR 旋回橋： Google map、 ストリートビュー： 斜め横。 衛星写真
• グランド・ラピッズ旋回橋 (Grand Rapids Swing Bridge)、 ミシガン州のグランド・ラピッズ。
• グロス・イール有料橋と近くの ウェイン・カウンティー橋、 ミシガン州グロス・イール (Grosse Ile)
• ニュー・ヨーク市のハーレム川 (Harlem River) の橋、 南から北に順に次の橋がある。
  訳注： ややこしくなるので、次を作りました。
  ハーレム川の可動橋の地図
  ハーレム川の可動橋の地図の kml ファイル
  • ウィリス・アベニュー橋 (Willis Avenue Bridge)
  • サード・アベニュー橋
  • マディソン・アベニュー橋
  • 145 番ストリート橋
  • マクームズ・ダム橋
  • ユニバーシティ・ハイツ橋
  • スパイテン・ダイヴィル橋
• ハーマー鉄道橋 (Harmar Railroad Bridge)、オハイオ州マリエッタ (Marietta)、
  訳注： ハーマー鉄道橋： Google map、 ストリートビュー： 横 (北から見る)、 斜め横 (南西から見る)。 衛星写真
  この橋には旋回橋につきものの島、ないしは船舶のガイドに相当するものがないので、 旋回橋か否かで若干問題がありそうです。そこで「横」からのストリートビューを 見てみると、山形のトラス構造が全部で 4 つあり、一番左のトラス構造の 中央に太い橋脚があります。だから、ここが回転軸です。ここは岸に近いので、 写真では見えませんが恐らく左端は浅瀬になっており、船舶が衝突する危険がないのだと 思われます。
• ホドン島橋 (Hodgdon Island Bridge)、 メイン州ブースベイ (Boothbay, Maine)。 これはメイン州にある 2 つの手動の旋回橋の 1 つである。
  訳注： ホドン島橋： Google map、 衛星写真
  手動でこの橋を開ける動画 Hodgdon Island Manual Swingbridge - YouTube。釣り合いが取れているらしく 1 人の力で見事に橋が動く。
• I ストリート橋、カリフォルニア州サクラメント
• インディア・ポイント鉄道橋、ロード・アイランド州プロビデンス、シーコンク川を横断
• 国際鉄道橋 (International Railway Bridge)、 ニューヨーク州バッファローとカナダ、オンタリオ州フォート・エリー (Fort Erie) を接続。
• ラ・クロス鉄道橋、 ミシシッピ川を横断してミネソタ州のラ・クレセント (La Crescent) とウィスコンシン州のラ・クロスを接続。
• リビングストン・アベニュー橋 ニューヨーク州オールバニー (Albany)。
• マザーズ橋 (Mathers Bridge)、 フロリダ州のメリット・アイランド (Merritt Island) とインディアン・ハーバー・ビーチ (Indian Harbour Beach) を接続し、 バナナ川 (Banana River) を横断する。
• ミドル・ブランチ・パタプスコ川 (Middle Branch Patapsco River) 鉄道の橋、 メリーランド州ボルチモア (Baltimore) のカムデン・ヤーズ (Camden Yards) の近く、
  訳注： 「ミドル・ブランチ・パダプスコ川」は橋が横断する川の名前です。 グーグルの地図に書いてある。
  ミドル・ブランチ・パタプスコ川鉄道の橋： Google map、 ストリートビュー： 横。 衛星写真
• ミスティック川鉄道橋 (Mystic River Railroad Bridge)、 コネチカット州ミスティック、 アムトラックの 北東回廊の軌道がミスティック川を横断している。
  訳注： ミスティック川鉄道橋： Google map、 衛星写真
• ニュー・ベドフォード=フェアヘイブン橋、 マサチュセッツ州のニュー・ベドフォードとフェアヘイブンを接続
• ニュー・リッチモンド旋回橋、 ミシガン州フェンビル (Fennville) の近く。
• ノーフォーク・サザン鉄道の鉄道橋、オハイオ州トリード (Toledo) のマウミー (Maumee) 川を横断。
  訳注： マウミー川はエリー湖に流れ込む川で、トリードの近くで鉄道が 3 箇所で横断し、 そのいずれも旋回橋になっている。下流の 2 つは港の貨物線らしい。 少し離れた所に この橋がある。これは長距離鉄道の一部と思われるので多分この橋。
  ストリートビュー： 線路の方から、 斜め横から、その 1、 斜め横から、その 2。 衛星写真
• ノーフォーク・サザン鉄道、 の鉄道橋、ジョージア州のランバー・シティ (Lumber City) で オクモルギー川 (Ocmulgee River) を横断。(長さ 2800 フィート (850m)、1916 年建設） (旋回用の電気部品が除去されている。)
  訳注： Google map、 ストリートビュー： 横、 斜め横。 衛星写真
• ノーザン・アベニュー橋、フォート・ポイント水路 (Fort Point Channel)。マサチュセッツ州ボストン。 (1908 年建設、鋼のトラス橋)
• ノース・ランディング橋、 1950 年代に 沿岸内水路に建設、 ここでバージニア州チェサピーク・ビーチと バージニア・ビーチの間の境界の一部となっている。
• オマハ道路橋、No 15、 ミシシッピ川にかかる非対称な単線の鉄道橋、 ミネソタ州のセント・ポール (Saint Paul) とリリーデール (Lilydale) を結ぶ。
• オレゴン・スラウ鉄道橋、1908 年建設、オレゴン州ポートランド。
• パダナラム橋 (Padanaram Bridge)、 アボナガンセット湾を護るコーズウェイ (causeway, 土手道)、マサチュセッツ州ダートマス (Dartmouth)。
  訳注： Google map、 ストリートビュー： 橋の上、 斜めから (遠い)、 斜め横 (東端)。 衛星写真
  コーズウェイには土手道の意味にも、背の低い橋の意味にも使用されるが、 この場合は土手道で、南西の遠くから橋を眺めたものが「斜めから (遠い)」で、 ここから東端を除いては開口部がないことがわかる。旋回部はこの開口部の位置にある。
• ニュージャージー州ニューアークのパセーイク川 (Pssaic River) の 複数の旋回橋：
  • ジャクソン・ストリート橋
  • ブリッジ・ストリート橋
  • クレー・ストリート橋
• ペンシルバニア鉄道のシェルポット (Shellpot) 支線がデラウェア州ウィルミントンのクリスティーナ川 (Christina River) を横断する橋。 (元々の複線が 2003 年に単線で置き換えられた。)
  訳注： 鉄道はクリスティーナ川を二ヶ所で横断し、どちらも旋回橋になっているが上流の方は機能していない。
  Google map、 ストリートビュー： 横。 衛星写真
• ペンシルバニア州フィラデルフィア、スクールキル川にかかるペンシルバニア鉄道の サウス・フィラデルフィア支線橋
• ポイント・ストリート橋、 ロード・アイランド州プロビデンスでプロビデンス川を横断。
• ポータル・ブリッジ、 北東回廊の橋。ニュージャージー州のカーニー (Kearny) とシコーカス (Secaucu) の間のハッケンサック川 (Hackensack River)。
• プロビデンス & ウースター鉄道橋、 コネチカット州ミドルタウン。
• リチャード V. ウッズ記念橋、 ビューフォート川/ 沿岸内水路、サウス・カロライナ州ビューフォート
• リバーサイド・デランコ橋 、ニュージャージー州のランコカス川 (Rancocas Creek) を横断。
• ロック・アイランド (Rock Island) 旋回橋、 ミネソタ州のインバー・グローブ・ハイツ (Invar Grove Heights) とセント・ポール・パーク (St. Paul Park) の間のミシシッピ川を横断
• ソーガタック川橋 (橋番号 1349)、ソーガタック川をルート 136 が横断、コネチカット州ウェストポート。(1844 年、鋼製トラス旋回橋)
• ショー湾 (Show Cove) 鉄道橋、コネチカット州ニュー・ロンドン、ニュー・ロンドンのショー湾の入り口を横断。 アムトラックの 北東回廊が通る。
  訳注： Google map、 ストリートビュー： 斜め横。 衛星写真
• スノー・リード (Snow Reed) 旋回橋、フロリダ州フォート・ローダーデール、 ニュー・リバー (New River) を横断し、セールボート・ベンドの近くとリバーサイド・パークの近くを接続。
• ソンゴ・ロック (Songo Lock)橋、メイン州ネイプルズ (Naples)、 水門 (lock) のすぐ上流で、ソンゴ・ロック道路が (この橋で) ソンゴ川を横断。 2 マイルほど上流のかっての旋回橋と混同してはならない。 こちらの方は US 302 道路を通し、2012 年の 5 月に固定橋で置き換えられた。
  訳注： ソンゴ川はグーグルの地図ではクルックド川と表示されています。 Songo Riverによると、ソンゴ川はブランディ池 (Brandy Pond) から、 シベーゴ湖 (Sebago Lake) まで流れている。US 302 道路の方はソンゴ川 の支流を横断しており、グーグルの地図ではこちらもクルックド川と表示している。
  Google map、 ストリートビュー： 橋の入り口、 少し手前から。 衛星写真
• メイン州サウス・ブリストル (South Bristol) の非対称旋回橋、 クリスマス湾 (Christmas Cove) で本土とラザフォード島 (Rutherford Island) を 接続。
  訳注： グーグルの地図ではラザフォード島の記述はないが「Rutherford Island」を 検索すると橋がつないでいる島が指定される。ところが、 グーグルの地図では、このラザフォード島の南の湾をクリスマス湾としている。(橋は島の北側にある。) Bing の地図でも同様なので、原作者が間違えている。
  Google map、 ストリートビュー： 橋の入り口。 衛星写真
• メイン州のサウスポート (Southprt) の旋回橋、 サウスポート島とブースベイ港 (Boothbay Harbour) を接続し、ルート 27 が通っている。
  訳注： Google map、 ストリートビュー： 橋の入り口。 衛星写真
• スポーキャン・ストリート・ブリッジ (Spokane Street Bridge)、 ワシントン州シアトルのデュワーミッシュ・ウォーターウェイ (Duwamish Waterway) の上にかかる。1991 年建設。 特徴的なのは 2 つの鉄筋コンクリートの連続する旋回部があること、 どちらも 45° 回転する。
• セント・ジョセフ旋回橋、ミズーリ川にかかる。 ミズーリ州セント・ジョセフ。
• サーフ・シティ (Surf City)橋、ノース・カロライナ州サーフ・シティ
  訳注： Google map、 ストリートビュー： 橋の上。 衛星写真
• トレイル川 (Trail Creek) 旋回橋、 インディアナ州ミシガン・シティ、ミシガン・セントラル鉄道が通る。 (ミシガン・セントラル鉄道は現在はアムトラックが操業している。)
  訳注： 多分 この橋。 ストリートビュー： 少しぼけている。 衛星写真
  この旋回橋に関しては詳細がわからないが、 マンハッタンとブロンクスの間でスパイテン・ダイヴイル川を横断する スパイテン・ダイヴィル橋 (Spuyten Duyvil) に類似しているとのことです。
  スパイテン・ダイヴィル橋の、 ストリートビュー： 横から。 衛星写真。
• トーリー・アイランド (Torry Island) 旋回橋、フロリダ州トーリー・アイランド。
  訳注： 多分 この橋。 ストリートビュー： 橋の上。 衛星写真
• ユニオン・パシフィック鉄道 (以前の CNW 【訳注：Chicago and North Western Railway】) の橋、ミシシッピ川、アイオワ州クリントン (Clinton)。、
  訳注： 多分 この橋。 ストリートビュー： 横から。 衛星写真
• ビクトリー (Vidory) 橋、ラリタン川 (Raritan River) を横断。ニュージャージー州パース・アンボイ (2003 年取り壊し)。
  訳注： 現在は新しいビクトリー橋となり、旋回橋ではなくなりました。 現在の橋
• ヤンコピン (Yancopin) 橋、 アーカンソー川 (Arkansas River)、アーカンソー州 (Arkansas) の東南、 以前のミズリー・パシフィック鉄道の橋で、 垂直リフトと旋回部があるトラス橋で、現在では鉄道トレイルの一部である。 現在、旋回部は手動で操作する。
• 州幹線道路 87 (ステート・ハイウェイ 87) の北へ向かう橋、 テキサス州ブリッジ・シティの東の境界。
  訳注: この橋は建て直されて旋回橋でなくなりました。
  Google map、 南へ向かう橋の上で北を見る： 旧ストリートビュー、 新ストリートビュー

• ダナン (Da Nang) のハン川橋